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ヨーロッパ的、年末年始のご挨拶

イギリスに住んでいると、日本人は整理整頓が得意だな、と思う瞬間がよくあります。ただし、どうやら私は例外のようです。オフィスのデスクは、いつも書類が山積み。ロケの台本やスケジュールがたまりにたまって、恒常的に小高い山を形成しています。

先日、一念発起してデスクの上を片付けることにしました。うんざりしながらも、要らなくなった書類をシュレッダーにかけたり、重要な書類をファイルにまとめたりしていると、山積みになった書類の下の方から、5ミリほどの薄い箱がでてきました。

パッケージには、「ina」 というフランスの映像アーカイブの名前と共に、「Enjoy 2016」と書かれていました。

箱を開けてみると、中身はチョコレート。70%のダークチョコの表面には、ホワイトチョコで、著名人や歴史的な場面などがあしらわれています。まるで白黒写真のよう!

そうでした。あまり素敵なので、食べるにも食べられず、同僚や日本からくる撮影クルーに見せびらかしていたのですが、いつのまにか書類の下敷きになり、かなりの月日が流れてしまいました。

欧米では、年末にクリスマスカードのやりとりをします。秋になると、テレサーチでもクリスマスカードの準備を始めます。例年、予想以上に手間がかかり、ロケやプロジェクトが立て込むと、その間を縫って作業しなくてはならないので大変です。日本の年賀状も然り、どこの国も、師走の慌ただしさは同じですね。

取引先からはカードに加え、マグカップやカレンダーなど、ちょっとしたクリスマスプレゼントが添えられてくることもあります。テレサーチは、イギリスのBBCITNを始め、ヨーロッパ各国の写真、映像アーカイブと取引をしています。その関係で、フランスの「ina」からは、クリスマスの挨拶にこの素敵なチョコレートが届いたのでした。

チョコレートには、フランスにゆかりのある、ブリジット・バルドーやサルバドール・ダリ、エッフェル塔などが描かれています。あ、ダライ・ラマにヒビが… 大事にとっておいたにもかかわらず、書類を整理しなかったがために、もったいないことをしてしまいました。

素敵だから食べずにとっておいたレアものですが、今では賞味期限切れとなり、もはや食べることができません。かといって、捨てるにも捨てられず、このまま観賞用として取っておくことにしました。