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撮影コーディネーターの徒然日記
Events

今年もクリスマスウィンドーの季節がやってきました!

例年だと、11月の中頃に豪華なお披露目イベントとともに公開される老舗デパート・リバティのクリスマスディスプレイ。今年は、第二回目のロックダウンの直前に、粛々と公開されました。

今年のテーマは「Peace, Love and Liberty」。リバティのクリスマスウィンドー製作チームは、毎年クリスマスの後、年明けすぐに始動します。今年も2月からプロジェクトが進んでいたそうなのですが、テーマがパンデミックやロックダウンを経験した年に相応しくないという判断から、この夏に急きょ現在のテーマに方向転換することになったそうです。

今年のディスプレイの核となっているのは、リモートワークでリバティのデザインチームが描いたスカーフの文様です。イギリスでは昔から、スカーフはファッションアイテムとしてだけでなく、大切なメッセージや敬意を伝えるアイテムとして使われてきました。その為、辛いニュースの多かった今年のディスプレイデザインに、スカーフの文様が選ばれたそうです。


18世紀に流行したエッチング調のフレームの中に、愛、喜び、団結といったポジティブなメッセージが込められたスカーフの文様、そして、太陽、ハート、地球、鳩など今年のテーマを連想させるモチーフの数々が、1960年代のスウィンギング・ロンドンを彷彿させるサイケデリックな色調で可憐にあしらわれています。クリスマスプレゼントに込められた個々の思いや家族で過ごす時間の尊さが、じわじわと伝わってくるような温かいデザインに仕上がっています。

オンラインショップが主力になると予想されている今年のクリスマス商戦ですが、今年は、小売業だけではなく、誰にとっても本当に大変な一年だったと思います。テレサーチにとっても同様です。まさか日本からの撮影クルーがイギリスに渡航自粛する日が来るだなんて、夢にも思ったことはありませんでした。来年こそは撮影でみなさまにお会いできますよう…

良いお年をお迎えください。