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撮影コーディネーターの徒然日記
Culture

撮影コーディネーターもびっくり、ロンドンチューブのサプライズ

昨年11月某日。ロンドン・オックスフォードサーカス駅のホームに降り立ったテレサーチ・コーディネーターは、チューブ(地下鉄)の赤丸ロゴに、四角、三角、×が描き足されてるのを発見しました。いたずら?

改札を出て地上に上がると、更に見慣れぬ光景が… オックスフォードサーカスはロンドンのショッピング街の中心で、東京でいう渋谷のスクランブル交差点に相当する場所なのですが、交差点の四隅にあるチューブの入り口に、これまた、四角、三角、×に衣替えした地下鉄の看板がお目見えしていました。

実はこのサプライズ、プレステ5の発売を記念した、SONYとロンドンチューブの期間限定コラボだったのです。ロンドンチューブのアイコニックな赤丸ロゴに、プレステのコントローラーボタンをポップにあしらったデザイン。ピンクや緑の色味も可愛いく、意外にしっくりくきているね、と、テレサーチ・コーディネーターの間でも、ちょっと話題になりました。

ロンドン市内の他のチューブの駅も、 プレステ5向けの最新ゲームにちなんで、駅名が期間限定で変更されました。例えば、Miles End駅は、人気のスパイダーマンシリーズMarvel’s Spider-Man: Miles MoralesをもじってMiles Morales駅に、Seven Sisters駅は、人気ゲームの最新作Gran Turismo 7 にちなんでGran Turismo 7 Sisters駅に改名。期間限定とはいえ、土地勘のない人にとってはナイトメア。悪ふざけともとれるようなPR戦略を、笑って引き受けるロンドンの地下鉄の懐の深さ。現行パンデミックで、地下鉄に乗る人が少ないというのも確かですが、国によっては通じるか通じないかギリギリのラインが、ここイギリスではユーモアと受け入れられるのです。

2018年のサッカーW杯の後には、約20年ぶりにイングランドを大会4位に導いた監督ガレス・サウスゲートを讃え、Southgate駅がGareth Southgate駅に変更。結構定期的にこういった企画を催すロンドンのチューブは、いくら遅延しようとも、ロンドンっ子達が愛してやまない、ロンドン屈指の公共交通なのです。